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直流制御回路地絡点捜査器 GST7P

直流制御回路の地絡点の探査が容易に行えます。




発信制御部 GST7P-A直流制御回路地絡点捜査器 GST7P
受信部、クランプCT GST7P-B,CT40直流制御回路地絡点捜査器 GST7P

□発変電所などの直流制御用電源回路で地絡が発生した場合、地絡発生場所の調査のため直流分電盤のNFBを開くか制御盤の8Dを開く方法により64Dリレーの復帰を確認し故障の判定をする等、非常に困難な作業でした。
□直流制御回路地絡点捜査器(形式GST7P)は、直流回路で地絡が発生した場合に停電を行わずに地絡が発生しているケーブルの判別及び地絡点の発見を可能にしました。

特長

・非接触のクランプCTを使用しているため、短地絡の危険がありません。
・直流P、N電源部及び設置部はヒューズにて保護されています。
・負荷の回り込みのある回路についても使用可能です。
・発信制御部は別途動作用電源を必要とせず、受信部は電池一本で動作し、長時間連続して使用できます。
・シールドケーブルの被覆上からも地絡電流を検知できます。
・発信制御部からの発信周波数は0.5Hzと十分に低い周波数であるため、回路制御等に影響を与えません。
・発信制御部の地絡電流計により、地絡捜査前に地絡極性と地絡電流を直読することができます。
・内径18φの小型クランプCT(オプション)の使用により制御盤内地絡個所の捜査ができます。

仕様

■発信制御部(形式 GST7P-A)
・制御電源        DC110V(P・N制御回路に接続)
・測定電圧許容範囲    DC88~143V
・地絡電流        フリッカ周波数 0.5Hz(固定)
・地絡電流可変幅     最大0±10mA(完全地絡時)地絡電流計範囲 0±10mA
・電圧計         デジタル表示4桁 0.0~199.9V 測定切替スイッチ付き
・消費電流        約110mA
・外形寸法        270×305×144(mm)
・重量          5kg以下

■受信部(形式 GST7P-B)
・制御電源        DC1.5V(単三型電池×1本)
・地絡電流検出最大感度  0.7mA(但し周波数0.5Hz方端接地シールドケーブルにて)
・消費電流        約12mA
・電池寿命        アルカリ使用時:約100時間 マンガン使用時:約50時間
・外形寸法        本体 176×91.5×69(mm) 収納ケース 236×168×80(mm)

■検出用クランプCT(GST7P-CT40)
・被測定導体径      最大40mmφ
・外形寸法        179×68×30
・重量          約120g
・接続ケーブル      約1.5m

■検出用クランプCT(GST7P-CT18)
・被測定導体径      最大18mmφ
・外形寸法        140×42×20.4
・重量          約70g
・接続ケーブル      約1.5m

直流制御回路地絡点捜査器 GST7P

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